私はこんなカウンセラーです
はじめまして。プール 佐江と申します。
2016年に英国の心理カウンセラー資格(Level 4 Diploma in Therapeutic Counselling, CPCAB)を取得し、以来イギリス国内で活動しています。また、2018年にウェールズの大学で子どものためのカウンセリング法について学び、Postgraduate Diploma資格を取得しました。
私はもともと学校教師でした。
1995年に大学の教育学部を卒業し、それ以後20数年にわたってタイ、アメリカ、ペルー、そしてイギリスと、あちこちで教育活動に携わってきました。幼稚園児から大人までのいろいろな年齢層、そしていろいろな文化習慣・学習障害などを持つ人々と触れ合いながらの学習経験を積んできたことは、今の私の職業にとても大いに影響を与えていると思います。
これまでの海外生活で、私自身も様々な困難に直面し、乗り越えてきました。鬱やパニック障害、ホームシック、そして、「糸の切れた凧のような気持ち」や「そこはかとない空虚感」…それはもう、様々です。言葉の問題で必要なケアを得られなかったこともあり、同じように海外で壁にぶつかっている人と一緒に助け合えていけたら…という思いから、カウンセラーを目指すことを決意しました。
日本語だけでなく、英語やスペイン語を使っても話をすることができます。また、まったく同じ言葉を話さない人でも、身振り手振りや絵を書いたりして、なんとかコミュニケーションをとることにも慣れています。
私は、おもに「来談者中心療法(パーソンセンタード・アプローチ法)」と「精神力動的療法(サイコダイナミック・アプローチ法)」を使ってカウンセリングを行います。でも、ガチガチにこれらの療法に合わせて進めていくのでなく、まずはクライアントさんの気持ちに寄り添って理解することを第一に話を聞きます。また、その方の状態や希望に合わせて、呼吸法やマインドフルネス、アートセラピーやプレイセラピー的な要素など、様々な方法を取り入れながら、個人のペースに合わせてのんびりじっくり進んでいきます。
そして、途中で一緒に何度か立ち止まり、「今、私たちどの辺を歩いてるかな~」「改善した方がいい点はあるかしら」といったようなことを話し合って、セラピーの進み具合を確かめたり、私たちの関係を見直したり…というようなこともしていきます。
私は、英国のカウンセリング・心理療法協会(British Association for Counselling and Psychotherapy)の登録メンバーで、当協会の定める倫理的枠組みにのっとってカウンセリングを行います。
カウンセリングが初めての人は、こちらのページをご覧ください。
縁あって、あなたとお会いできることを心から楽しみにしています。
<これまでの職歴>
- 泰日教会学校(バンコク日本人学校、タイ)小学校教師
- Budknell大学(アメリカ、ペンシルバニア州)日本語教師アシスタント
- Dulwich International College (タイ、プーケットの私立インター校)日本語教師(小・中・高)、マーケティングアシスタント
- プーケット日本語補習授業校(タイ)教師(小・中)
- ラウニオン日系人学校(ペルー、リマの私立校)小学校日本語教師
- The Chase Academy(英国、ウスター州の公立校)EALコーディネータ、特別支援教師、教師アシスタント
- Bredon School (英国、グロスター州の私立校)1対1学習支援教師
- Maidenhill School (英国、グロスター州の公立校)スクールカウンセラー(2017-2018)
- The Listening Post (英国、グロスター州のカウンセリングエージェンシー)カウンセラー (2015-現在)
- ASPIE (英国、ウスター州のチャリティ団体)カウンセラー、メンター(2019-現在)
- Sae's Counselling (英国、個人プラクティス)カウンセラー(2019 - 現在)
- The Bridge School (英国、ウスター州の学校) スクールカウンセラー (2020 - 現在)
- Sae's Counselling カウンセラー(2019 - 現在)